前回のブログで述べたように、前立腺がんが骨に転移しています。
がん細胞はランクルという物質の生産を促して、ランクルは破骨細胞を活発にし、どんどん骨を溶かしてしまうんだそうです。
それを防止するために、ランマークという薬の皮下注射を受けていましたが、その副作用の一つとして、あごの骨に炎症を起こし、顎骨壊死を発現させることがあるそうです。
8月からつい最近まで、あごや歯が痛く、食事をするのも大変でした。
そして、歯の治療が済むまでは、ランマークの注射はしないということになりました。
厄介な奥歯があったので、佐倉市内の歯科クリニックから、千葉市内にある歯科大学病院を紹介してもらいました。
がんのステージ4なので慎重を期して、その奥歯に関しては経過観察をするということで、月に一回通院していました。
あごの痛みもかなり軽減してしてきましたし、ランマークの注射と虫歯やあごの骨の壊死は、必ずしも関係があるとはいえないというのが最近の見解だというようなことで、昨日、その歯科大学病院で抜歯してもらいました。
もちろん麻酔をしてもらいましたが、いつ歯を抜かれたのかわからないほどで、以前に抜歯されたときに比べると、ずいぶん変わったなあと感じました。
麻酔が切れたときに痛むかもしれないので、抜歯してあまりたたないうちに、鎮痛薬、アセトアミノフェン500rを一回飲んだだけで、歯を抜かれたあとも一度も痛みを感じたませんでしたし、出血するかもしれないというので、その時に使うためにガーゼを買いましたが、そんなこともありませんでした。
それより一番驚いたのは、一般的に歯科治療は高いという認識があると思うのですけれども、歯科大学病院で麻酔をして抜歯を受け、その傷口を縫合したのに、支払った料金が680円だけだっだということでした。

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